かけるかな

茶の間からポエム

25歳OL(一応)の現場デビュー Hey! Say! JUMP編

鉄は熱いうちに打っておく派なので、正月休みの間に書くことにする。

 

幕張メッセでceroを見ながら年越しをした2年前の私も、くるりを見ながら年越しをした3年前の私も、2015年の暮れに京セラドームでHey! Say! JUMPのコンサートに行っているなど微塵も思っていなかった。

Hey! Say! JUMP面白い、推せる、伊野尾慧さんの顔がかわいい、推せる、と思い始めた1年前の私ですら、翌年の暮れにHey! Say! JUMPが京セラドームでカウントダウンコンサートをやっているなんて思っていなかったし、そもそもアイドルにはお金を落とさないはずでは、という話だ。

 

2014年の半ばに伊野尾慧さんを発見し、その数か月後にウィークエンダーという名曲と出会い、以来Hey! Say! JUMPに注目しているわけだが、2015年、特に24時間テレビを終えてからのこの数か月で、Hey! Say! JUMPは私の期待以上に、そして予想をはるかに超える勢いでバズっている。なんて楽しい世界だ。

 

私の周りでも、24時間テレビをきっかけに友人が続々と沼に落ちてきたが、とある友人が私の予想をはるかに超える勢いでHey! Say! JUMPに、伊野尾慧さんにハマってしまった。なんてすばらしい世界だ。カウントダウンコンサートが発表された当日、その友人から郵便局払込票の写真が届いた。むろんそこには「Hey! Say! JUMP」の文字。

 

―「もしカウコンの申し込み間に合って、もし当たったら、行く?」

 

行かないという選択肢などなかった。

アイドルにしろバンドにしろ、今めちゃくちゃいい時期じゃん!と思う時期があって、私にとってのアイドルのいい時期とは、これまでにも何度か言っているが、中の人たちと周りの大人たちが、これから絶対に売れていくんだという気概が感じられる時期を指す。Hey! Say! JUMPは今がまさにその時期だ。各媒体でのインタビューでも自分たちに追い風が吹いている自覚がある旨の発言があったし、ウィークエンダー以降の楽曲が飛躍的にキャッチーになっている。なによりも人間は20代中盤が一番美しい。現在のHey! Say! JUMP、上は25歳、下は22歳。ビジュアルがピークを迎えるその時期に、メディアで彼らを見かける機会が増えること、それすなわち勝利を意味するのだ。

 

今になって考えると、かねてからアイドルの「いい時期」厨だったのだと思うが、さらに伊野尾慧さんの顔がどんぴしゃで好きなのだから、動向を追わざるを得ない。なんにせよ、いい時期のライブは最高なのだ。

 

そんなわけで、12月30日公演が無事当選し、JUMPing Carnival COUNTDOWNへ参加してきた。気づいたら2015年のうちに、乃木坂46Hey! Say! JUMPの現場デビューをしてしまった。前置きとも言い難いほど長くなってしまったが、20代も半ばを過ぎた会社員の、ジャニーズのコンサートデビューについてまとめていこう。

 

  • 所感1:視界

会場の京セラドームへは、以前Perfumeを見に行ったことがあり、その際はオペラグラスを所持しておらずとも楽しめたので、今回もいらないかなと思っていたのだが、ジャニオタの方々からのアドバイスを頂戴して、持っていくことにした。大正解だった。

基本的にバンドのライブは、どんなに大きな会場でもステージは前にしかないし、立ち位置も固定されているので目線は前方にしか行かない。それに別に顔が見える必要もない。Perfumeは3人なので、顔が見たいならモニターを見ても視界に入らないメンバーは2人しかいないので、あまり損をした感じはしない。そしてドームクラスでも、シルエットで誰かがわかるのだ。ただHey! Say! JUMPは9人もいる。誰か一人がモニターで顔を抜かれたとして、そこに写っていないメンバーが8人もいるのだ。コスパの悪さったらない。そしてステージも前方、センター、後方、その3つをつなぐ中央の花道、そして外周と、アリーナ全体をカバーしているので、メンバーが散り散りになった場合は必ず誰かを犠牲にしなければならない。メンバーカラーの衣装なら推しメンをすぐに見つけられるが、そうでない場合はなかなか見つけられない。伊野尾慧さんってこんなにも感情的に歌うっけ?と思っていたら、高木くんだったことがあった。さながらウォーリーを探せ!状態である。

ステージのセットも見たい、照明も見たい、でも推しメンも見たい、揃ったダンスの全体像を見たい、モニターで顔もちゃんと見たい…。自分の目がもう少し広角で、全体にピントを合わせられたらと何度も思った。数多の見落としがあるのだろうから、それならDVDで強制的に視界を決めてもらったほうが楽なのかもしれないと思ってしまったくらいだ。

 

  • 所感2:客層

以前読んだ「日経エンタテインメント!」では、ファンの平均年齢が17.5歳くらいとの記述があったので、それを約10歳上回る私は戦々恐々だった。実際に会場に着いてみると確かに若い女の子たちで溢れていた。冬なのでもちろん皆アウターを着ているわけだが、キャメルのコートが圧倒的に多かった。今回は3名で参加したのだが、我々のアウターはネイビー、ネイビー、青。ボトムも黒、グレー、黒。足元もスニーカー、黒のショートブーツ(ヒールなし)、黒のショートブーツ(ヒールなし)。年齢を差し置いても、恐らく読んでいる雑誌が違う。きっと私がSEDAやJILLEを読んでいた頃、Rayを読んでいたのだと思う。赤文字系の聖地の中に、青文字系が迷い込んでしまったような感覚だ。圧倒的青文字文化圏で生きてきてしまったし、赤文字系が似合う顔でもないので選択の余地もなく青文字の系譜を辿ってきたが、私立の女子大に行っていればもう少しコンサバティブな服装もできたのかもしれない。

それから、歓声も「キャー」が圧倒的に多い。これが本物の「黄色い歓声」なのだと思った。「イェー」やら「フゥー」やら言ってきた身としては、そして生まれながらにして声が野太くて絶叫マシンでも「キャー」が言えない私は、ひたすら「かわいい…」と声を漏らすだけだった。でも、こんなにキャーキャー言われるなんてアイドル気持ちいいだろうな。

 

  • 所感3:衣装と演出

アイドルのコンサートで楽しみなのがこの2つだ。圧倒的な予算を駆使し、リハーサルを重ねて作りこまれたステージング。毎曲変わってんじゃねえの!?いつ着替えたの!?と思うほどコロコロと変わる衣装。上下するステージ。楽しみにしていたBESTコーナーでは、センターステージのせり上がる部分をカラオケボックスの椅子に見立てていた。JUMPing CARのときには車をモチーフにしたトロッコ?に二手に分かれて乗っていたのだが、その車のセットがすごくかわいかった。ワイドショーで見ていたみんなで車を作る振り付けがとってもかわいかったので、見たかったなあという気持ちもあるのだけれど。Very Very Happyでは外周のステージに散り散りになり、それぞれの立ち位置がグングンせり上がっていたのだが、あれ、めちゃくちゃ高いところまで上がるんですね。ああいう風に高さを出せると、ドームのように高いところにも人がいる会場でも目の前にメンバーがいる!ってテンションが上がる。私はスタンド1階後方の席だったのだが、せり上がりステージのおかげでマジで目の前で伊野尾慧さんが歌っていて、もちろんオペラグラスでガン見した。僕はVampireで花火がバーン!炎がドーン!となっていて、火を使うとグンとスケールが増すなと思った。

 

  • 所感4:セットリスト・曲

セットリストに関しては、smart、JUMPing Carnivalともにアルバムひっさげツアーなのにひっさげてない、という記述を目にしていたのと、smartとJUMPing CARはそこそこ聞いているものの1st、2ndはほぼほぼ聞いておらず、その遅れを取り戻すべく12月をHey! Say! JUMP強化期間としたにもかかわらず、別のところにうつつをぬかしすぎて全然強化できていないという事態に。そのため知ってる曲がたくさんあればいいな、程度の気持ちで臨んでしまったことをお詫び申し上げます。ただ、smartのDVDは友人に借りて試聴済みだったこともあり、結果的にほぼ知っている曲だったので一安心。

ウィークエンダーと明日へのYELLの両A面シングルはやはり名曲コンボで、今後彼らが自分たちの歴史を振り返るとき、間違いなくターニングポイントとして上がるだろうし、ファンの間でも語り継がれていくのだろうなと思った。ペットショップラブモーションも2015年アイドルソングの大問題作であり大名作だ。ひたすらにカワイイを全うする成人男性4名、最高。BESTコーナーではHey! Say! 7の名曲・ガンバレッツゴーをHey! Say! BESTが歌っていたのもかわいかった。後方のステージだったので前からは見えなかったのだが、あのときの伊野尾慧さんのしゃかりきダンスがとても楽しそうだった。Hey! Say! 7のただ前へは本当にいい曲ですね。

DISCO JOCKEY!!!が聞きたかったとか、愛よ、僕を導いてゆけがまさかの選抜落ちとか、まあコレsmartのツアーじゃないからアレなんですけど、RELOADのダンス生で見てみたかったなとか、欲を言えばその辺りでしょうか。ですが、おおむね満足です。

 

  • 所感5:推しメン

現状、伊野尾慧さんへの追い風はものすごく、2015年はそれまでの100倍くらいメディアへの露出があったのではと思うほどだった。それと比例するように私の周りでも知人が伊野尾慧さんの沼へ落ちる事案が頻発している。シングル曲でも、とにかくカワイイHey! Say! JUMPとして認知を定着させたいのか、はたまた伊野尾慧さんを推すべくしてカワイイ曲をあてがっているのかは定かではないが、とにかく推しが留まるところを知らず、正直この露出の多さに追いつくのが必死な最近だ。そしてその追い風を現場でも感じた。

中島裕翔くんのドラムコーナーが終わった後、センターステージに一人現れたのは伊野尾慧さん。45000人の前で、たった一人で、ピアノを弾き始めた。始まったのはChiku Takuのイントロ。会場には悲鳴にも近い「キャー」という声。そして左右から薮くんと八乙女くんが現れ、歌いだす。センターステージには伊野尾慧さん(ピアノ)。その後、全員が登場するも、そのままセンターで踊り続ける伊野尾慧さん。その光景を目の当たりにしたとき、本当に時代が始まったんだなと思った。唖然としたままオペラグラスでセンターにいる伊野尾慧さんを見ることしかできなかった。

 

コンサートが終わって、残った感情といえば「とにかくかわいかった」に尽きる。男女問わず顔のかわいい人・きれいな人を愛でるのは好きだけれど、今は、なんかよくわかんねえけどとりあえず全員まるっとかわいい、そんな気持ちに支配されている。Hey! Say! JUMPにはもっと売れてほしいと思っているし、もっと売れる気しかしていないので、どんどんテレビに出てほしいし、いろんな雑誌に出てほしいし、あらゆる層に訴求してほしい。JUMPing CARはいろんな層を狙えるようにHey! Say! JUMPらしい曲をたくさん入れたと話していたが、今回のコンサートも、私のような新参者にも優しい構成で、とても楽しめた。今後彼らがもっと売れて、毎日のように誰かの顔をテレビで見かけるようになって、コンサートのチケットも入手困難になったとき、売れかけのHey! Say! JUMP見ておいてよかったなって、そう思える気がしている。沼に落ちかけの友人各位にも、今のHey! Say! JUMPを見せておきたい。間違いなく、今一番見ておきたいアイドルグループだ。これからもいい曲たくさんください。