かけるかな

ポエミーになってしまうわ

横浜アリーナ最後列からアイドルを眺めてきました

「私、次に売れるバンド*1とかアイドル結構わかるんだよね」、ってちょくちょくふざけて言っているのだけど、ウィークエンダーで確信したHey! Say! JUMPの波は着々と大きくなっていて、日々それを見ているのが本当に楽しい。何度も言うけれど、いい時期のアイドルは最高。それに尽きる。

 

一度だけでいい、コンサートに行ってみたい、そう思って参加した昨年末のカウントダウンコンサート。当時の感想はブログにしたためた。

mo0osa.hatenablog.com

 

結局あのとき現場で体感した、これから着実にスターダムをのしあがるであろうアイドルたちの、キラキラと輝く瞬間をまだ見ていたくて、Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2016 「DEAR.」も行きたくなってしまった。そして、運良くチケットを手に入れることができ、このたびの横浜アリーナへ行ってまいりました。ネタバレはございません。

 

学生時代は横浜に住んでいたので、NANO-MUGEN FES.やversion 21.1、東京事変のラストツアーなど何かとお世話になることの多かった横浜アリーナ。バンドを見る会場としては大きめということもあって、当初チケットが届き、券面に印字された「スタンド10列 ○番」の座席のありかを調べて愕然とした。なぜならそれは―タイトルにもあるが―横浜アリーナの最後列だったからだ。まじかよ。見えねえじゃん。まじかよ。

 

それでも、激戦だったと想像される今回のチケット。手に入れられただけでラッキーだ。与えられた席で思いっきり楽しんでやろうじゃないか。我々はそう心に決めた。

 

まずはうちわの構想を練るところから。前回のコンサート前に、Hey! Say! JUMPのコンサートは手ぶらで参戦するのはほぼほぼタブー、ということを学んだので、今回もうちわを作ることにした。スタンド最後列、もはや彼らの目に入るかどうかも分からない。とすれば、目指すところはただひとつ。

当日、横浜アリーナ内で一番かわいいうちわを作ること。

東急ハンズで発見したかわいいラッピングペーパーを地に敷くことを提案した。すでにこの時点で視認性など度外視である。

うす紙ラップ Chotto(チョット)|ミドリオンラインストア

さらに、コスト重視ゆえ、ダイソーのカッティングシートを、「伊」「野」「尾」各文字を切りぬくのと、文字の縁取り用に2色購入し、ラッピングペーパーの上から貼りつけた。ちなみにフォントは実家のパソコンに元々入っていた、丸ゴシックを極太にしたかわいい感じのものを選択(名称は失念)。

裏面には、かねてから私が唱え続けていた「伊野尾慧さんはポケモンで言うなら絶対にロコンである」という説をベースに、ロコンを貼りつけた。もう一度言おう、ロコンを貼りつけただけだ。文字は入れていない。こうして裏面は、ただのかわいいロコンのうちわとなった。

うちわ作りは完全なる自己満足であるが、やはりかわいいうちわが出来上がると、ぐんとコンサートが楽しみになる。

 

おっと、いけない。うちわの話になってしまった。

 

そうして迎えたコンサート当日。開演30分前に新横浜駅に集合したものの、トイレに行くなどしているうちに、気がつけば開演5分前にやっと横浜アリーナ入口に到着する有様。会場整理のお兄さんに「まもなく開演でーす。時間気にしてくださーい」と言われてしまった。「時間を気にしてください」という斬新な注意喚起。すいませんでした。開演3分前に着席。うちわ、ペンライト、双眼鏡…とカバンの中をガサゴソとしている間に客電が落ちた。

 

最後列に座った所感としては、「あれ?横アリ小さくない?めっちゃ見えるくない?」だった。最初のコンサートが京セラドームだったこともあって、横浜アリーナという会場は、それはそれは小さく見えた。バンドには大きく見える会場も、男性アイドルを多数輩出している名の知れた事務所所属アイドルを見るには小さすぎる。私はその時点で双眼鏡を手放した。

 

多ステはしないことに決めていて、今回もこの1回だけだ。双眼鏡で誰かをロックオンすると、他で取りこぼしが出る。だったら全体を、肉眼でクルクルと変わる9人のフォーメーションを見たい。顔はモニターで補完するのが良いと判断した。モニターは会場の前後にあり、どちらかといえば後方のモニターが近かったのだが、そのモニターは我々の席からは裏側を見ることになり、左右が反転してしまう。とはいえ、地上に舞い降りた大天使たちのご尊顔は、左右反転させたところで美しかった。とかくこの世界は最高だ。

 

また、わりと花道に散り散りになっていることが多い印象だった年末のJUMPing CARnival COUNT DOWNに対して、今回は一つのステージに9人が固まってガシガシと踊っている曲が多かったように思う。それもまた、双眼鏡を必要としなかった理由でもある。

 

以前、バンドとジャニオタを兼ねたひとりの女の子と仲良くなり、食事に行った際、「純粋培養ジャニオタとバンドを通ってジャニオタになった人では、コンサートのノリ方が違う」という話になったことがある。私もそれは感じていて、好きな曲が流れ始めると、どうしても体全体で揺れてしまう。ちなみに双眼鏡を使えない理由はここにもあって、体が揺れると、双眼鏡で狭まった視界は10倍以上揺れるので、冗談にならないくらい酔うのだ。結局今回も、すごく私好みに恰好よくアレンジされた曲があって、めちゃくちゃ体でノってしまった結果、隣の友人に「ノリ方がかっけえwww」と笑われてしまった。かっこいいらしいので、問題はないだろう。

 

意外にも最後列というのは快適なもので、もともとがライブハウス育ちの私は、好きな曲のイントロが流れたり、なんかカッコよかったりすると、すぐ「フゥ~~~」と言って腕を上げてしまう。しかし腕を上げる行為というのは、席のある会場では後ろの人に迷惑がかかるのでマナー違反である。それが、最後列だと後ろに誰もいないので、ついテンションが上がってしまっても後ろは壁。後ろの人から冷たい視線を浴びせられることもなく、非常に気楽であった。実際に何度か「フゥ~~~」と言いながらペンライトを掲げてしまった。

 

そして出血大サービスの「スタトロ」なるもの。DVDでよく見る、会場の上の方を大名行列しているかのようなアレだ。トロッコはスタンド5列目と6列目の間を通るそうで、10列目の我々からもわずか数メートル先に、大天使たちの姿を拝むことができた。

有岡大貴さん、岡本圭人さん、高木雄也さん、中島裕翔さん、山田涼介さんの5名の顔面を肉眼でバッチリと拝見した。それはそれは、美しかった。山田涼介さんが白石麻衣さん(乃木坂46)レベルのトンデモ色白なことなんてずっと前から知っていたけれど、すごく、彼自身のオーラもあるのかもしれないが、発光していて、体に蛍光塗料でも塗っているのではないか?、そうでないとすれば、彼の表面は本当ににたんぱく質で覆われているのだろうか?、そう思わされた。

この「スタトロ」という名の大名行列が目の前を通っている間は、まるで時間が止まったようだった。我々のロコンを貼りつけただけのうちわは、中島裕翔さんだけが唯一視界に入れたように思えるが、ファンサマシーンと呼ばれる彼ですら「え?」という怪訝な顔をして去って行ってしまった。ゆうとりん困らせて本当にごめん。

 

彼らの変幻自在のフォーメーションを売りとしたダンスをひたすら上から眺め続けられたこと、そして「スタトロ」の力も相まって、非常に満足度の高いコンサートとなった。アンコールを終え、ハケてゆく彼らの背中に「頑張れ~!」「売れろよ~!」というエールを送った。

 

改めて考えたけれど、そもそも私はアイドルに対して「ファンサ」というものを求めていない。彼らが健康に楽しく生活してくれれば満足だ。山田涼介さんが腰を痛めているという話もある。今、うちわを作るとすれば「健」「康」「第」「一」の4連かなと思っている。ツアーの最後を飾る名古屋公演まで2週間強あくので、どうにか休んで、山田涼介さんだけでなく、メンバー全員、ゆっくり寝られる日があればいいなと願うばかりだ。ひとまず、横浜アリーナ4日間怒涛の7公演、本当にお疲れ様でした。みんなウマい飯食えよ。私はコンサート終わりの夜に食べた、劇的にウマい白レバーの味を忘れられそうにないよ。

*1:次に来るバンドとしてはyahyelをプッシュしています