かけるかな

ポエミーになってしまうわ

もしもHey! Say! JUMPが陸上部員だったら

最近よく見かけるHey! Say! JUMPの部活シリーズ、どうしても仕事にやる気が出なくて現役なんて遥か遠い昔のことだけれども、わたしのいた場所、陸上部にも召喚してみたくなった。

とはいえ、サッカー部やバスケ部のような部活の花形でもない陸上部、こんな顔面大正義の大天使たちが9人も集った日にはそれはもう美人マネージャーがどっさり加入しちゃうんじゃあないか。大変だな。あ、ちなみに高校を想定しています。

 

3年生

薮宏太さん

部長 専門種目:3000mSC

中学時代は1500mを専門としていたが、高校入学を機に3000mに転向、1年生の9月、新人戦で何となくエントリーした3000mSCで好タイムをマークして3000mSCを専門とするように。その長い足を活かしたストライドの広さが強みで、障害物を難なく飛び越える。3000mSCという多少ニッチな種目を専門としながらも、いざというときの統率力を買われて部長に就任。試合前の円陣でも良いこと言うが、なにせ前置きが長い。中長専門の部員が少ないため、練習がひとりぼっちになりがちで、日々の部活では休憩のたび、短距離専門の他の部員や女子マネージャーにちょっかいを出しにくるのでちょっとウザがられている。練習に戻った薮先輩を眺めながら後輩の女子マネージャーは「薮先輩ってさ…走ってたらかっこいいのにね…」などと話している。高校総体後の打ち上げでは乾杯(もちろんソフトドリンク)の挨拶が長く、他の3年(主に伊野尾慧さん)から「話長えんだよ!」とブーイングが起こる。

口癖:「このメンバーで戦えるのも今だけだし、」

 

高木雄也さん

専門種目:棒高跳

中学時代はバドミントン部に所属するも、クラスで仲良くなった友達がやや不良の道へ進んでしまい、その友達にひきずられるように放課後は遊び歩くようになり、幽霊部員に。中学3年生のころ、テレビで見たエレーナ・イシンバエワ選手の競技を見て「やっべえカッケエー!」と単純に触発され、高校入学を機に陸上部へ。部内で棒高跳を専門種目としているのはひとりだし、見た目も陸上部員らしからぬ雰囲気のため、新入部員からは怖がられる。大会や合宿への移動中は常にイヤホンをして寝ているのもその一因だが、聞いているのは実は女子高生が好むポップソング。そのため同期からは「オネエ」だのなんだのよくイジられているが、そんなエピソードを知らない後輩は怖くて「雄也先輩」と呼ぶほかない。しかし高校総体後の打ち上げ(しゃぶしゃぶ食べ放題)でしゃぶしゃぶ用の野菜を「サラダ」と呼び、店員さんにも「すいませんサラダくださーい」と注文した結果、グリーンサラダが提供される。後輩たちはそのとき「ん…?この人結構チョロい…?」と感づくも、高校総体で引退する雄也先輩の真の姿は謎のまま。中学時代に勉強をサボったせいか、しょっちゅう再テストにひっかかっている。

口癖:「薮くんごめん!再テストで部活遅刻するわ」

 

伊野尾慧さん

専門種目:走幅跳

現実の伊野尾慧さんは全く持って陸上競技をたしなまなさそうだし、いたとしても美人女子マネージャーでストップウォッチを持ってリレーを応援する姿しか思いつかないのだが、選手とするならば専門は走幅跳。もともと筋肉がつきにくい体質で全然筋肉がないし、助走も速くないのに、なぜかそこそこの記録を出していつも県大会入賞圏内なのは部内で「いのお七不思議」のひとつとされている。また、常に屋外で運動しているはずなのに、ありえないほど色が白いのは、七不思議の二つ目。大の筋トレ嫌いで、筋トレタイムになると気配を消してズルして少ない回数で終わらせようとするも、薮部長と八乙女光さんに見つかって「伊野尾ちゃんとやれ」と怒られている。競技場に行けない日が続き筋トレが多くなる冬を何よりも嫌っている模様。高校総体後の打ち上げではその華奢な体からは想像できないほど食べる。これが七不思議の3つ目。注文しすぎた肉と野菜は伊野尾慧さんのいるテーブルにもっていけば処理してもらえる。部内唯一の理系に加えて部内一の成績を保持し、旧帝大の工学部を目指している。服には無頓着で、部活ジャージやスパイクはいつも東急ハンズのビニール袋に入れている。

口癖:「うわ~これ(筋トレ)まじつれえ。何セット?え?5セットお?ばかじゃないの?」

 

八乙女光さん

副部長 専門種目:110mH

小学生のころから地域の陸上クラブで陸上に親しみ、以来高校までスポーツは陸上一筋。ずっと短距離を専門にやってきたが、高校ではなにか新しいことを、とハードルを始めるとメキメキと頭角を現す。Tシャツの袖は必ずめくってタンクトップみたいにするタイプ。持っているTシャツがいちいち派手で、大会に行くたび白や黒ではなくオレンジや黄色、黄緑といった色のTシャツを買うのが楽しみ。そのTシャツのカラフルなラインナップは部員たちから「八乙女コレクション」と呼ばれているが、本人に言うと機嫌を損ねる。歴が長い分シューズやスパイクへのこだわりも強く、「シルバーに赤」とか「メタリックブルーに黒」とかの色合わせを選ぶ。いかにも強い人が履きそうなシューズだけど、実際に強いから問題ない。入部当初は八乙女部長説が囁かれていたが「俺は先頭に立って引っ張るよりも支える方がいい」とかねてから発言しており、副部長に就任。薮部長が自身の中長距離の練習で短距離メンバーまで見れないときは八乙女光さんが中心となって練習を引っ張っている。八乙女仕切りの筋トレは長いため、伊野尾慧さんはサボる。

口癖:(八乙女コレクションイジりを受けて)「俺先輩だぞ?」

 

2年生

有岡大貴さん

専門種目:200m

八乙女先輩とは小学生のころから地域の陸上クラブで先輩後輩の関係。陸上一筋の八乙女先輩とは違い、サッカークラブやミニバスにも所属。スポーツは全体的に万能で、中学校入学時の体験入部でどの部活からも「センスあるね!」と欲しがられるも、八乙女先輩の所属する陸上部を選択。奇しくも同じ高校に進学し、また陸上部に所属することに。ウサイン・ボルト選手へのあこがれが半端じゃなく、シューズやスパイクの色もボルトに寄せている。気がつけばジャマイカの音楽にも詳しくなっている。専門は200mだが、100m・400mともにかなり良いタイムで走れるので、リレーでは重宝される。リレーでは基本的に予選は後輩が走り、有岡大貴さんは決勝のみ出場するので、他校から「隠し玉の有岡」と呼ばれている。ちなみに個人種目の200mでは6位入賞を果たす。八乙女先輩と旧知の仲ということもあってか、先輩に取り入るのが非常にうまく、新入部員誰もが恐れる雄也先輩すら入部1か月後には牙城を崩していた。そのため内部の恋愛事情にも詳しい。伊野尾先輩がマネージャーと付き合っているのも、雄也先輩が他校のギャルと付き合っているのも、なぜか部内で唯一知っている。当の本人もとんでもなくおモテになられる。

口癖:(休日の部活後、昼ごはんに行こうとする部員たちにむかって)「お好み焼き?俺も行くー!」

 

岡本圭人さん

専門種目:十種競技

中学時代はハンドボール部に所属するも、進学した高校にハンドボール部がなく、さまざまな部活を見学。八乙女先輩のハードル姿に感銘を受け、陸上部に入部を決意。心優しいその性格から、専門種目を決められずトラック競技、フィールド競技を渡り歩いていたが、初めての総体で十種競技の存在を知り、「全部できるんだ!スゴイ!」と運命を感じる。非常に練習熱心で、ちょっと分からないことがあると「このトレーニングってどこを意識したらいいんですか?」などと八乙女先輩に質問する姿がよく見受けられる。ハードルも八乙女先輩からマンツーマンの指導を受けている。初心者のため、当初はどの競技も記録がパッとしなかったが、持ち前の努力で驚異的な伸びを見せ、大会では時々4×100mリレーの予選に駆り出されるほどに。父親の仕事の都合でイギリスに住んでいたことがある帰国子女で、英語が得意。テスト前になると、放課後の教室に「圭人ー英語教えてー」と八乙女先輩がやってくる。後輩にも優しく、タメ口で話しかけられているが全く怒る様子を見せない。

口癖:(大会で応援しながら)「ねえどうしよう!山ちゃんの400決勝と裕翔の高跳び被ってる!」

 

1年生

中島裕翔さん

専門種目:走高跳

中学時代から陸上部に所属しており、長身を生かした高さのある跳躍が持ち味。競技中の美しい佇まいで、他校の女子からの人気が非常に高い。が、勤勉で真面目、かつマジレッサーな性格が災いし(?)、連絡先を聞かれても「ごめん、僕は引退するまでは部活に集中したいんだ」と全て断っている。八乙女先輩と同様、身につけるものへのこだわりが強く、シューズやスパイクはすべてミズノで統一している(ちなみに八乙女先輩はアシックス派)。テーピングにやたら詳しく、部員が少しでも足に不調を抱えているとどこからともなく現れ、すぐに処置してくれる。試合の日のごはんは必ずウィダーinゼリー。「お弁当食べちゃうとさ、体が重くて跳べないんだよね」とは中島談。伊野尾先輩は中島裕翔さんの見た目がえらく好みらしく、入部当初「すげーかっこいい奴入ってきたぞオイ!」と騒ぐ伊野尾先輩の姿が見られた。

口癖:「どこが痛いの?ここ?じゃあテーピングこれで大丈夫だと思う」

 

知念侑李さん

専門種目:100m、走幅跳

父親が体育の先生で陸上部の顧問をしていたことから、幼いころより陸上競技に親しむ。短距離と跳躍を得意とするが、基本的になんでも平均以上にできるオールラウンダー。長距離も走れるので冬は駅伝メンバーにも選ばれる。部内では「インターハイに一番近い男」とされている。体は小さいが、素早く細かく刻むピッチが持ち味で、100m以下の距離を走らせると知念侑李さんの右に出る者はいない。スタートダッシュの速さもお墨付きで、4×100mリレーでは必ず第一走者を任される。また、その足の速さを活かして走幅跳でも非常に良い記録を出す。愛らしい外見で同性をも虜にし、大会では「あれ?知念の出番じゃん!応援行くぞ!」と必ず部員が応援に来てくれる。同じく走幅跳を専門種目とする伊野尾先輩からは入部早々に気に入られて非常に仲が良く、記録会のあとなどはよく一緒にごはんに行っている。なお、このときのお金は全て伊野尾先輩による支払い。大会で購入するTシャツはいつも白色だが、トンチキな柄を好む。

口癖:「ごはん行くの?僕も連れてって」

 

山田涼介さん

専門種目:400m

岡本圭人さんと同じく中学時代はハンドボール部に所属していたが、高校にハンドボール部がなく、同じクラスで仲良くなった中島裕翔さん・知念侑李さんが入部するというので陸上部に。入部初日、薮先輩に「僕、初心者なんですけど、努力でカバーできる種目ってどれですか」と質問し、ドMの種目こと400mを専門種目とする。完全な努力型で、テスト期間中も隠れて個人練習を欠かさず、1年の新人戦のころには個人で決勝進出も狙えるほどのタイムを出すように。新人戦の4×400mリレーでも第3走者を任された(ちなみにこのときのメンバーは、知念→有岡→山田→岡本)。そのため、他校の生徒たちからは「新種のホワイトタイガー」と呼ばれ恐れられている。筋トレが大好きで、練習後のプロテインも欠かさない。伊野尾先輩がなぜあんなに筋肉がないのにそこそこの記録を残せるのか、いつも疑問に思っている。顔面が非常に美しく、女子マネージャーたちからの人気も高い。彼女らによれば、400mのラスト、ホームストレートで、苦しさに悶える表情もまた、たまらないのだという。テスト期間にも自主練しちゃうので、お勉強は苦手。

口癖:「練習は裏切らない」

 

ここまで書いたけれど、冷静に考えて、やっぱりこんな超絶顔面が9人も揃ってる陸上部があったらヤバいし、多分私の現役時代であれば「学校へ行こう!」か「笑ってコラえて!」あたりで「イケメン揃いの陸上部を直撃!」みたいな企画ができていると思う。とは言いつつも、Hey! Say! JUMPのみなさま、特に山田涼介さんと伊野尾慧さんには美白を保ってほしいから、紫外線には気をつけてほしいし、屋外の競技はおすすめしないな。